後工程

熱処理炉

タッピングネジ、ドリルネジの穿孔速度や強度8.8以上といった要件におき、熱処理は、ネジの製造プロセスにおいて品質を左右する最も重要なプロセスです。優れた熱処理炉は炉内の温度を正確にコントロールできるため、必要な強度を実現できるほか、同じプロセス内のネジの強度をすべて一定に保つことができます。

当社のメッシュベルト式連続熱処理炉には以下の特徴があります。

  • 特殊なローラー伝動方式でメッシュベルトの耐用年数を延ばしています。
  • 炉内の段階的な自動温度制御により、正確な温度を実現しています。
  • 強力な炉内攪拌ファンが温度分布を均一に保ち、雰囲気ガスを均等に分散させています。
  • 雰囲気ガス自動制御装置により品質を保証し、製造能力を高めるとともに炉の耐用年数を延ばしています。
  • 高生産性、低摩耗性、エネルギーのリサイクルを主な方向性として設計されています。
  • 熱処理の条件を一度設定すれば、すべて自動的に制御されます。操作は簡単で特別な技術は必要ありません。
  • 炉内の雰囲気ガスでは、変成ガスまたはメタノールの注入を選択できます。
  • 発熱体には特殊な設計が施されており、交換やメンテナンスが簡単でエネルギー源に応じて電気加熱またはガス加熱を使用できます。

熱処理炉が必要な場合は、加工する製品、製造量(kg/hr)、ご希望の過熱方法(電気加熱またはガス加熱)をお教えください。提供いただいた情報に基づいて設計および見積いたします。

当社の熱処理炉は台湾最大のネジ工場で長年使用されています。台湾の熱処理加工を専門とする多くの工場も当社の設備を使用しています。海外では、日本、パキスタン、ロシア、オーストラリア、インドネシア、タイ、マレーシア、ミャンマー、ベトナムなどに販売されています。

最も優れた熱処理設備を提供するほか、熱処理に関する技術や知識を積極的に共有し、顧客が最高の製品を製造できるようサポートしています。

メッシュベルト式連続熱処理炉

電気めっき装置

ネジの最終工程は表面処理で、見た目の美しさと防錆のため、表面に膜をコーティングする必要があります。当社が提供する電気めっき装置ではラック式片持走行キャリアタイプが採用されており、作業プロセスとデザインコンセプトは生産ライン全体で一貫しています。製造プロセスにおける前処理、電気めっき、後処理などの設備を備えており、さまざまな金属コーティング応じて設計をカスタマイズできます。ネジ、一般的な金物、ファスナー、電機・電子部品などの表面処理に適しています。

製品の特徴

  • 自動ラック式片持走行キャリアタイプのめっき装置にモニタリングシステムを組み合わせることで、電気めっきの品質を把握することができます。
  • ラック式片持走行キャリアタイプの設計で、前処理、電気めっき、後処理などの設備を備えています。
  • さまざまな金属コーティングに応じて自動製造プロセスをカスタマイズできます。
  • ネジ、一般的な金物、ファスナー、電機・電子部品などの表面処理プロセスに適しています。

その他、特殊な表面処理のご要望につきましては、お気軽にお問い合わせください。

電気めっき装置

梱包機

完成品の包装をご希望の場合は、包装機をご用意いたします。当社はお客さまのニーズに合わせ、最速かつ最高の精度で完成品を包装する全自動包装ラインの設計・計画ができます。